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原始風景

感覚つかむためにときたま、小川にある草野心平記念文学館前の広場に行ってます。それも真夜中。


周囲は山しかなく、ときたま暴走気味な走り屋カーやバイク集団が駆け抜けて行くことを除けば本当に人気がない。



ここはちょっとした円形の舞台みたいになってて、夏になるとじゃんがら踊りのイベントとかやってたりします。


明かりとかも僕が行く頃は完全に落ちてしまっているんですけど、山が高いせいか星や月の明かりがもうすごいのなんのって。



月がやけにはっきりと見えて、本当にどっか古いお話の世界そのままのロケーション。



鳥肌立つくらいおっかない光景です。


もうあんまりきれいすぎて。



今回のお話を書くにあたって、オセアニアやネイティブアメリカ、アフリカなどの精霊信仰圏の伝承を参考にしたのですが、彼らの神話ってのは単純すぎて逆に凄みがあるなあとすごく思いまして。



理屈とかより先に目の前にあるものに素直に畏れ入っている感じが、こう。



ものすごく素直で単純な感動から浮かび上がってきた物語ってもうそれだけで無敵なんじゃねえかなと思います。


こういうところにくると本当にそんなような気分になってきます。


そういうことができたら本当に素敵なんだけどなあと強く思います。



しがない物書きでも、いつかこういう目の前のでっかい感動みたいなのをありのままに作品にできたらなあ、と。




そんなことを考えながら発生練習。今日も本当に人が来ない。

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